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工具の寿命はどれくらい?
普通に利用している工具も、寿命を持っているため、どこかのタイミングで交換することが必要になります。
手で利用するようなドライバーや、ペンチについては、一応メンテナンスをすれば無限に寿命をのばすことも可能ですが、電動工具のように、様々なもので動いているタイプは、寿命をしっかり理解することと、なるべく伸ばすための対策をしておかなければなりません。
工具を使っている時に、余計なものを巻き込むなどすると、それだけ寿命の長さを縮める事になります。
刃が付けられれているものは、普通に利用していると大体5年くらいで駄目になります。
頻繁に利用していると、それだけ寿命に必要な刃の部分に影響が出てしまい、それによって切ることができなくなります。
また、エンジンを利用しているタイプも、10年位が限界となっています。
これは、エンジンに掛かる負担が大きくなってしまうことや、モーターが壊れてしまう恐れが高いためで、こうした部分はしっかり持たせることが必要で、定期的にメンテナンスをすることになります。
大体の工具が5年から10年の間で寿命を迎えることになり、それ以上の期間利用することは、かなり危険が伴ってしまいます。
一番問題となるのは、工具自体の安定性が不足することによって、人体に影響を及ぼす可能性を持っていることです。
寿命が切れているのに、何とかして使い続けようとすると、どこかで壊れてしまい、突然部品が飛び散ってしまうこともあります。
特に刃を使っているものについては、負担が非常に大きくなる恐れもありますから、なるべく寿命を超えては利用しないことです。
一方で、レンチのように手で動かすものについては、使う部分がしっかり残されている限り、寿命を迎えることはありません。
変な使い方をしていると、巻き込みによってどんどん劣化して、寿命を迎えてしまうことはありますが、特に激しい使い方をしていないなら、永久に持たせることができます。
これは、電動で動いている部品とは違って、すでに固定されている形で使われているためで、丈夫なものであれば寿命を迎えることはなく、使い続けることができます。
家でも利用する工具は、寿命については考えなくてもいいです。
逆に仕事で利用するような工具で、特にデリケートな素材が使われていたり、電動で動くような設備が使われていると、寿命が設定されることになります。
短い場合は5年程度、長くても10年程度で壊れることが多いので、ある程度使っているものは、そろそろ交換しなければならないと考え、新しいものの購入を行ってください。